ルクセンブルクワイン専門店

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〜小さな国の偉大なワイン〜
ルクセンブルグ モーゼルワイン



「アルザスを更に辛口にした」と形容されるルクセンブルグワインには、卓越したフレッシュさと生き生きとした味わいがあります。また、粘土と白亜質を多く含むモーゼルの土壌が生み出すルクセンブルグワインは、優雅さとフィネス(繊細なバランス)を兼ね備えています。軽やかでかつ奥行きのある味わいは、繊細な日本料理とも好相性です。

【歴史】 ルクセンブルグのモーゼル渓谷では、太古の昔からワイン生産が続いていました。ケルト人、ゴール人に続きローマ人がここでぶどうを栽培し、中世には修道院より国内各地にぶどう畑が切り開かれ赤ワイン用品種が栽培されました。1709年の記録的冷害によりワイン生産地は再びもとのモーゼル流域に縮小し、19世紀からは白ワイン用品種の栽培が本格化します。1870年の普仏戦争後にドイツによる経済支配が強まった結果、ルクセンブルグのワイン用ぶどうはドイツワインの混醸造用に輸出され、一時は栽培面積の9割以上が輸出用であったといいます。その後、1925年の自国のぶどう・ぶどう酒機構(Institut Viti-Vinicole)の設立、1935年の国際製品認証制度(Marque Nationale)の開始を受けて、ルクセンブルグワインが一つのブランドとして認識され始め、1980年代以降は「ルクセンブルグ・モーゼル」や「クレマン・ド・リュクサンブール」というラベルが確立しました。現在、年間130,000〜180,000ヘクトリットルのワインが造られていますが、ほとんどが国内及び隣国にて消費されています。

【ワイン生産地域】 ルクセンブルグの南東、ドイツとの国境沿いに流れるモーゼル川流域の南北約42キロにわたる地域がワイン生産地域です。ぶどう畑はおおむね海抜150〜250メートルに位置し、幅300〜400メートルの畑が続きます。地形的に南北2つのエリアに区分することができます。南部は緩やかなスロープ、開けた土地からやわらかでバランスのとれたフルボディワインを生産します。北部では土壌に石灰岩を多く含み、急斜面の畑で優雅なワインが生産されています。

【品種】 リースリング、ピノ・グリ、ピノ・ブラン、オーセロワ、ゲヴルツトラミネール、リヴァネール、エルブリング、ピノ・ノワールなどの品種でヴァラエタル(単品種)とスパークリングワインを生産しています。

【ドイツのモーゼルワインとの違い】 ルクセンブルグとドイツのモーゼルワインは両者とも二国間の国境を流れるモーゼル川流域で生産されていますが、生産者の考え方や製造方法、また消費者の好みの違い等により味わいは全く異なります。
・ルクセンブルグワインは全て辛口(平均残糖量8〜10g/ℓ)多くのドイツワインは半甘口または甘口。
・ルクセンブルグではブルゴーニュ産ぶどう品種でオーセロワ、ピノ・ブラン、ピノ・グリを多く栽培(全体の約3割)、一方ドイツではこれらの品種の栽培量は極めて少なく、よりアルザスの栽培品種に近い。

【クレマン・ド・リュクサンブール】 ルクセンブルグの代表的物産であるスパークリングワイン。シャンパーニュ地方と同じ製法で造られるものは国からこの呼称を許され、欧州のクレマンコンクールでも幾度も金賞に輝いています。(2010年も金賞獲得)